新型コロナウイルスの死亡率とウイルスの殺菌消毒の注意点

新型コロナウイルスの感染が拡大しつつあります。映画館に行っても、がら空きで、みなさん怖くて外に出られないようです。最新の発表では、死亡率は3.4%と、低くはありません。20代の人でも0.2%の死亡率だそうです。つまり500人に一人は死ぬというわけです。1万人に一人ならともかく、500人に一人では、自分がなっても不思議はありません。

しかし、世の中には死亡率30%ぐらいのウイルスの感染症もあるので、それを思えばまだまだです。

とはいえ、用心に超したことはありません。そこで、注意点です。ウイルス対策として、手をきれいにするのはいいのですが、除菌と殺菌の区別がついているでしょうか?

除菌は殺菌ではありません。菌を除くことです。簡単に言えば、菌を洗い流すことです。だから、ただの水でも除菌効果はあります。

昔、薬剤師の知り合いと薬局に行った時、殺菌効果を謳う商品が置いてあって、「殺菌だってさ。」と二人で目を合わせて笑っていたことがあります。

殺菌と一言で言いますが、そんな簡単に殺菌はできません。確かに試験管の中では死んでくれますが、手など、皮膚に付着したものはなかなか死にません。これが重要な点の一つです。

それから、試験管の中であっても、ウイルスや細菌は、種類によって、死ぬまでの殺菌時間が違います。中には5秒で死ぬものもいれば、60秒かけても死なないものもいます。

また、殺菌成分の濃度により殺菌力が違います。新型コロナウイルスでは、70%の濃度のアルコールが有効とされています。100%ではありません。実際、100%の濃度のアルコールはほとんど殺菌能力がないと思います。この濃度は、殺す細菌やウイルスによって、違ってきます。もちろん、薬剤にもよります。たとえば、イソジンだと、10%溶液の殺菌力が最高です。

そういうことは、実験を重ねないとわかりません。新型コロナウイルスの場合、新しいウイルスであるため、まだ実験が十分ではなく、はっきりしたことがわかっていない可能性があります。

どういう濃度で、どれぐらいの時間をかけると、新型コロナウイルスを死滅させられるのかはっきりわかるといいですね。

もし無水エタノールを買ってきた場合、それをそのまま使うのではなく、70%に水で薄めることを忘れないようにしましょう。